政治学科紹介
多様な政治現象を分析し行動する ‐リベラルな伝統に築かれた先進のカリキュラム‐
政治学科は、学問の独立と自律的な市民社会の確立という早稲田大学の建学の精神を、最新の政治学理論と融合させることにより、日本における政治学研究・教育をリードし続けています。 1882 年の東京専門学校創設と同時に、法律学の一部と見なされる傾向が強くあった政治学を、独立の学科として創設した背景には、経済学との密接な連携により、生きた政治現象を分析し、日本から世界に発信できる学問をめざすという高い理想がありました。こうした伝統と理想は、いまも本学科に息づいています。
政治学は、制度や理論、歴史や思想、地域や国際関係など、多くの領域にまたがる複合的な学問分野です。本学科では、政治学の各分野に、豊富な海外経験をもつ専任スタッフをそろえ、段階的・体系的な政治学教育のカリキュラムに、ゼミナール形式の少人数クラスを組み合わせることで、政治現象を専門的かつ主体的に考えることのできる人材を育成しています。ここから、政界、財界、ジャーナリズムをはじめとする多様な分野に、多くのリーダーたちが巣立ってゆきました。政治学の専門的な知識を、多様な人びととの出会いを通じて深めていけることこそが、本学科の最大の特徴であり、また強みでもあるのです。今日も本学科では、教員と学生の議論する声が響いています。本学科のすぐれた伝統は、このような人間的ふれあいを通じて、日々更新されているのです。
政治学科目
政治学科目は、基礎科目と専門科目に大別され、専門科目は、さらにその内容により、4つの科目群に分類されています。各人が、多様性と専門性のバランスに留意し、主体的にみずからのプログラムを選択・編成することができます。
基礎科目
政治学の基礎概念(理念・方法・制度・行動)を習得します。国内政治・国際政治の最新動向に触れます。外国語による政治学文献の読解能力を高めます。
専門科目
理論分析:現代政治の仕組みを解明し、その意味を理解するために、政治学を基礎として、過程、思想、コミュニケーションを含む多様な理論と方法を習得します。
比較・歴史:政治現象の地域的な特質と時間的な変化を分析するために、多様な地域の歴史、制度、現状を学び、それらを相互比較するための理論と方法を習得します。
国際関係: 国際社会の仕組みを理解し、その動態のメカニズムを解明するために、国際関係の理論、歴史、制度、現状を学び、その分析視角や方法を習得します。
公共政策: 政策を評価、立案、実践するために、行政の理論や制度、地方自治の理念や現実、各国政治機構の特質を幅広く学習します。
