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政治経済学会について

「早稲田政治学会」から「政治経済学会」へ

About the Japan Association of Political Economy From the Waseda Association of Political Science to the Japan Association of Political Economy

2009年3月6日(金)の総会において、「早稲田政治学会」の名称を変更し、「政治経済学会」とすることが提案され、了承されました。これまで早稲田大学大学院政治学研究科の在学生と出身者および教員を中心としてきた会員構成や企画内容を抜本的に見直し、早稲田大学政治経済学術院において進んでいる政治学研究科と経済学研究科の教育・研究における連携、そこでの政治学と経済学の融合、政治経済学・国際政治経済学の進展を背景に、政治学、経済学、政治経済学の研究交流の場を、研究科や大学の枠を超えて提供できるよう体制を変革してまいります。

At the general meeting on 6 March 2009 (Fri), a proposal was approved to change the association's name from the Waseda Association of Political Science to the Japan Association of Political Economy. Radical changes were made about how members were organized and content planning, which until now had been largely centered around undergraduates and graduates of the Graduate School of Political Science at Waseda University, and staff members. The education and research cooperation, lead by the Waseda Institute of Political Science, between the Graduate School of Political Science and the Graduate School of Political Economy will strengthen the connection between graduates and the university by providing a system that promotes research exchanges between political science, economics, and political economy by using the political economy and international political economy's progress as a backdrop, and fusing together political science and political economy.

前身の早稲田政治学会について(発足時のメッセージ)

1999年10月1日 早稲田政治学会 発足

早稲田大学政治経済学部、あるいは大学院政治学研究科に学び、全国各地で政治学の研究者として活躍されている皆さん! 皆さんに研究の交流の場を提供し、またその成果を母校にフィードバックしていただくための機会を提供する準備がようやくできました。来る10月1日、早稲田政治学会が発足します。今後、早稲田政治学会を舞台に、研究会やシンポジウム、あるいは出版企画などを積極的に展開して行ければと考えています。

 当日は、発足を記念して内田満教授が「政治学の比較史の中の早稲田政治学」と題する記念講演を行います。また、記念のパーティを高田牧舎で開催いたします。多くの皆さんのご参加を心待ちにしています。現在、政治経済学部で政治学関係の諸科目を担当している全教員は、皆さんたちとのコミュニケーションを通じて、今後の学部や大学院の発展に必要な多くのことを学ぶことができるに違いないと確信しています。

 現役の修士課程・博士課程の学生諸君! 学問の世界へ踏み出そうとしている諸君にとって、諸先輩の研究・教育の経験は、かけがえのない指針となるでしょう。是非、この貴重な機会を生かすよう、積極的な参加を期待します。

 下に、発足に当たっての政治学研究科委員長の挨拶と、記念講演および記念パーティの案内を掲示します。
 なお、早稲田政治学会の発足にあたっては、政治学研究科委員会の全教員の賛同と協力のもとで、その準備が進められました。

(1999年8月29日)

早稲田政治学会の発足にあたって

早稲田大学大学院政治学研究科 委員長  伊東 孝之


 人間が共同生活を営むところには必ず政治がある。しかし、政治についての反 省はどこにでもあるというわけではない。政治学は人類最古の学問といわれる が、いつの時代にも、どこの国にもあったわけではない。政治学が存在するため には政治について考える自由がなければならない。

 政治に仕える人間はどのような体制下にあっても必要であり、養成される。し かし、政治について考えることを使命とする人間は必ずしも必要でなく、それが 養成されるのは自由な体制のもとにおいてのみである。旧ソ連東欧諸国の経験は あらためてこのことを教えてくれた。

 早稲田大学は創立して百有余年、そうした政治について考える人間、胸に「久 遠の理想」を秘めつつもけっして「現世を忘れない」人間を世に送り出してき た。早稲田の学窓を巣立った者は今や四海に満ちようとしている。彼らの存在は わが国の政治の質を物語っているし、そうした質の向上に早稲田大学が大きく貢 献してきたことを誇りに思うことができる。

 早稲田大学の大学院レベルの政治学教育は、他大学におけると同じように第二 次大戦後に始まった。大学院政治学研究科は修士課程が1951年、博士課程が1953 年に発足している。新制大学院としては、わが国でも最も古い政治学研究科の一 つである。発足から1999年3月までの48年間に、1,019名の修士号取得者を送り 出している。1968年にはじめて博士号取得者が現れ、それ以後の31年間に18名が 学位を取得している。そのうち論文博士が10名、課程博士が8名であり、このと ころ課程博士の取得者の数が着実に増えている。

 今年度の修士課程への入学者は42名、博士課程への入学者は10名であった。修 士課程への入学者のうち3名は外国からの留学生である。今年度から修士課程に ついて社会人特別選抜制度が導入された。この制度によって入学した者は9名で ある。21世紀にかけての大いなる飛躍が期待される。

 政治学の分野で早稲田大学を卒業して研究・教育に従事している者、および他 大学を卒業して早稲田大学で後進の育成にあたっている者は多数に上っている。 そうした人々の相互の交流の機会があれば、お互いにとっても、また早稲田大学 における政治学の研究・教育にとっても大いに役立つと思われるが、残念なこと に今日までのところそうした機会はきわめて限られていた。

  そこで、このたび大学院政治学研究科が中心となって「早稲田政治学会」を発 足させ、政治学の分野における早稲田関係者の相互交流を深めていきたいと考え るに至った。事業としては、毎年1回の研究会の開催、名簿の作成、ニューズレ ターの発行、ネットワーク作りなどを考えている。このことが早稲田大学におけ る、ひいては日本における政治学の発展に寄与することを祈っている。関係諸氏 のご協力を心からお願いする次第である。

(1999年8月26日 )

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